サブスクの解約忘れは返金してもらえるの?
U-NEXTやNetflixといったサブスクを利用する機会が増えた今、疑問を思う人も多いのではないでしょうか。
結論から言いますと、サブスクの解約忘れは原則返金してもらえません。
とはいえ、事業者側がクーリングオフ制度を提供しているなど、返金してもらえることも少なからずあります。
この記事では、サブスクの解約忘れは返金してもらえるかどうかについて、30社以上のサブスクに登録・体験した私が解説します。
サブスクの解約忘れは原則返金できない
最初に書いた通り、サブスクの解約忘れは原則返金できません。
なぜなら、クーリングオフの対象になる取引は以下の通りで、サブスクは含まれていないから。
- 訪問販売
- 勧誘販売
- 販売取引
- 提供誘引販売取引
- 継続的役務提供
- 訪問購入
多くのサブスクリプションサービスは、登録時に「無料期間終了後、自動で有料期間に入ります」と書かれており、解約するかどうかは自己責任。
悲しいかな「利用規約を読んでいない方が悪い」とみなされます。
また、利用している・していないにかかわらず途中解約はできません。
ただし、利用者が死亡した場合など特殊な事情だと認められることがありますので、気になった方は1度運営会社に相談してみましょう。
そして、今後新しいサブスクサービスを利用するときは「スマホに通知をつけておく」のがおすすめ。
- 無料期間の終了日
- (すでに利用している場合は)更新日
- 無料期間の数日前(本当に必要かどうか考える期間)
の3つに通知をつけておけば、解約忘れを防げますよ。
もし登録したサブスクが必要かどうかの判断に迷ったら、サブスク貧乏になっていない?いらないサブスクの選び方を徹底解説!の記事を読んでみてくださいね!
30社以上登録すると、さすがに定期的に見直さないと家計が火の車です(笑)
サブスクの解約忘れでも返金してもらえるケース
一方、サブスクの解約忘れでも返金してもらえるケースもゼロではありません。
以下の場合だと返金される可能性があるので、当てはまっていないか確認しましょう。
- サービスが個別で返金制度を設けている
- AppleもしくはGoogleにアプリ内課金の返金申請を行う
ケース①:サービスが個別で返金制度を設けている
1つ目は「サービスが個別で返金制度を設けている」場合です。
例えば、音楽配信サービス「Spotify(スポティファイ)」では、有料のプレミアムプランに申し込むと14日間のクーリングオフ期間があります。
14日以内に購入を取り消すと全額払い戻しができるので、使っていくうちにサービスに不満を感じても安心ですよね。
各サービスの利用規約に解約や返金、クーリングオフについて書かれてますので、1度確認しましょう。
ケース②:AppleもしくはGoogleにアプリ内課金の返金申請を行う
2つ目は「AppleもしくはGoogleにアプリ内課金の返金申請を行う」ことです。
具体的には「通常のコンテンツ購入の返金申請」ではなく、「カスタマーサポートにメールを送る」こと。
私はこの方法を使ったことがなく、100%成功するわけではありませんが、「この方法で返金してもらえた」との声をWeb上でいくつか見かけました。
諦めきれない場合は、1度問い合わせしてみてもいいでしょう。
また、返金処理申請をしたら、購入履歴の項目が「返金保留中」に変わります。
これは返金が決まったわけではなく、『返金されるかどうかの判定待ち』という意味ですので注意しましょう。
そして、晴れて返金が決まったとして、いつ返金されるのと思った人もいるでしょう。
返金されるまでの期間は、以下のように支払い方法によって異なります。
- ストアクレジット:最長で48時間
- キャリア決済:最長で60日間
- クレジットカードなど:最長で30日間
ストアクレジット以外は時差が大きいことを、忘れないようにしてくださいね。
サブスクの解約忘れは原則返金できないので忘れないようにしよう【まとめ】
この記事では、サブスクで解約忘れのときに返金できるかについて解説しました。
基本的にサブスクはクーリングオフの対象になりません。
そのため、返金は基本的にないものと考えておきましょう。
ただし、サービスによっては「クーリングオフ期間」を設けていることもあります。
返金してほしい場合は、ダメもとで1度確認してみてください。
とはいえ、同じ過ちは2度と犯したくないもの。
最低でも更新日の前日に通知が入るように、スケジュールアプリなどに入れておきましょう。
最後になりますが、私のTwitterでも月末に「解約忘れの注意」というツイートをしてます。
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