夫の単身赴任が決まったけど
どんな準備をすればいい?
必要なものは?
便利なサービスはある?
このような悩みにお答えします。
まず、夫の単身赴任が決まったら、早速引越しの準備に取りかかりましょう。
一般的に、異動の辞令が出てから赴任まで、長くても1ヵ月程度しか時間がありません。
夫は、引継ぎやあいさつ回りでいつも以上に忙しくなります。
そこで、夫が赴任先で快適に暮らすために、手伝ってあげたい手続きや買っておくべきアイテム、便利なサービスを紹介します。
確認しながら読んでくださいね。
夫の単身赴任で準備することは?
単身赴任は1人とはいえ、引っ越しには違いありません。
家族で引っ越すときと同じように、さまざまな準備や手続きが必要です。
手続きの中には時間がかかるものや、平日以外はできないものもあります。
直前になって慌てないように、計画的に進めていきましょう。
夫の単身赴任で準備することは以下の4つ
- 単身赴任先で部屋を探す
- 引っ越し業者の手配
- ライフラインなどの開始利用手続き
- 役所での手続き
それぞれ詳しく説明していきます。
準備すること①単身赴任先で部屋を探す
準備すること1つめは、単身先で部屋を探すことです。
単身赴任で真っ先に気になるポイントが「夫の住む部屋」
異動先に会社の寮や借り上げ住宅がある場合はともかく、ない場合は自分達で部屋を探さなくてはなりません。
まして、知らない土地での物件探しは、意外に難しいものです。
いい部屋を効率的に探すため、次の順番に候補を絞り込んでいきましょう。
- エリア
- 必要な施設
- 広さ・間取り・設備
エリアについては、夫が自分の会社の人に聞いてみるのが一番です。
同じ場所で勤務経験のある人がいるはずなので、どのエリアがおすすめなのかを教えてもらいましょう。
聞ける人がいない場合は、勤務場所への通いやすさや交通手段を考慮して、候補となるエリアをピックアップ!
エリアがほぼ決まったら、夫と一緒に「近くにあって欲しい」施設をリストアップして、優先順位を付けます。
- コンビニ
- スーパー
- コインランドリーや飲食店
- ジムや映画館
- 銀行や役所など
夫が自炊できるならスーパーが近くにあると便利ですし、しない場合はコンビニやおいしい定食屋などが近い方が快適です。
またコインランドリーが近くにあれば、洗濯機が不要になります。
スポーツジムや映画館のように、オフタイムの充実を優先するのもアリですね。
続いて候補物件の中身をチェックしていきます。
間取りはワンルームか1DKで十分ですが、あまり狭いとリラックスできない上に、家族が泊まるときにも不便です。
学生や若い独身サラリーマンの1人暮らしよりは、ゆったりとした部屋を選んであげましょう。
例えばトイレと浴室が別々になっていれば、お風呂でゆっくり仕事の疲れを癒せます。
またエアコンや冷蔵庫などの家電が付いている部屋なら、わざわざ買い足さずに済みます。
買うものが少ないほど、引っ越しにかかる費用を抑えられるので、付帯設備もぜひ検討しましょう。
準備すること②引っ越し業者の手配
次に準備すること2つめは、部屋が決まったら引っ越し業者の手配です。
転勤の多い会社の場合は、安く利用できる業者があるかもしれないので、前もって確認してくださいね。
自分で業者を探すときのポイントは以下の3つです。
- 単身者用のプランがある
- 梱包資材を提供してくれる
- 荷解きやダンボールの回収をしてくれる
家族全員で引っ越すわけではありませんので、料金は1人暮らし用の割安なプランで十分でしょう。
荷物も夫の分だけですから、荷造り作業を依頼する必要もありません。
なお近年は、使い勝手のよい専用BOXを用意している業者も増えています。
ダンボールの組み立てや割れ物の梱包などの手間が省けるので、夫の荷物くらいならすぐに終わりますよ。
ただし問題は、引っ越した後です。
着任早々忙しく、夫が荷解きや掃除をできない可能性もあります。
一緒に行って片付けてあげられない場合は、荷解き・ごみ回収などのサービスを付けておくと安心です。
引っ越し業者を探すときは必ず複数の会社から見積もりを取り、価格やサービスが適正かどうかを判断しましょう。
インターネットで一括見積をとれるサイトもあります。
準備すること③ライフラインなどの利用開始手続き
次に準備すること3つめは、ライフラインなどの利用開始を手続活することです。
引っ越し先で電気・水道・ガス・インターネットを使えるようにしておくことも、忘れてはいけません。
とはいえ、ほとんどの場合電気はブレーカーを上げれば使えますし、水も蛇口をひねれば出てきます。
引っ越した夜に真っ暗な中で過ごすハメにはならないので、そこまで心配しなくてもよいでしょう。
あとは備え付けの使用申込書に必要事項を記入して、電力会社や水道局に郵送すればOKです。
引っ越し前にできるようなら、済ませておくと安心ですよ。
ただしガスの開栓手続きには、住人の立ち合いが必要です。事前にガス会社に連絡して、引っ越し当日に来てもらうようにしましょう。
インターネット回線も、今やなくてはならないインフラです。
家族とオンライン通話したり、寝る前に動画を楽しんだり、ときにはテレワークしたり・・・単身赴任の夫にとってはまさにライフラインといえます。
プロバイダーによっては契約手続きに時間がかかることもあるので、早めに準備してくださいね。
準備すること④役所での手続き
最後に準備すること4つめは、役所での手続きすることです。
他の市町村に引っ越す人は、住民票を移さなくてはなりません。
数年で帰ってくるからと、夫の住民票をそのままにしておくと、赴任先で何かあったときに行政のサービスを受けられなくなります。
病気や災害のときにとても困る可能性があるので、きちんと手続きしましょう。
住民票の移動に必要な手続きと注意点は、以下の通りです。
- 転出届:引っ越し日の前後2週間以内に提出。印鑑登録抹消と世帯主変更届もしておくとよい
- 転入届:引っ越し日から2週間以内に提出。「転出証明書」を持参
転出届を出すと「転出証明書」が発行されるので、引っ越し先の自治体に持参して転入の手続きをします。
ほとんどの場合、今住んでいる家の世帯主は夫ですので、世帯主変更届も出しましょう。
また印鑑登録は転出届を出すと、自動で抹消される自治体もあります。
詳しくは役所の窓口で聞いてみてください。
転入届は引っ越した後なので、夫が自分で出すことになるでしょう。
役所の場所や開所時間を調べて伝えてあげると、喜ばれますよ。
夫の単身赴任で必要なものは?
いくら期限付きの1人暮らしとはいえ、生活するためにはさまざまな物が必要です。
単身赴任の夫に必要なものや、あると便利なものをまとめました。
必要なものは以下の6つです。
- 家電や家具
- 衣類
- お風呂や洗面アイテム類
- キッチン用品
- その他生活用品
- 車などの通勤手段
それぞれ詳しく説明していきます。
必要なもの①家電や家具
家電や家具は値が張る上に、単身赴任が終われば不要になり、処分にも困ります。
できるだけ安く、無駄にならない方法で揃えたいですね。まずは家電と家具に分け、どんなものが必要なのかをリストアップしましょう。
【家電】
- 電子レンジ
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 炊飯器
- 掃除機
- テレビ
【家具】
- ベッド、布団
- カーテン
- テーブル
- ソファ
- 収納用品
テレビ以外の家電については、家でどのくらい家事をするかによって、優先順位を付けてもよいでしょう。
例えばコインランドリーやクリーニングで十分な人は、洗濯機がなくても暮らせます。
ご飯を炊かなければ、炊飯器も要りませんね。
欲しくなったら後で買い足すこともできます。
テレビもパソコンやタブレットで視聴できるので、よほどテレビ好きでない限り、なくてもよいと言えます。
ベッド・カーテン・テーブル・ソファは、ないと相当不便ですから、優先的に用意しましょう。
単身赴任の夫にはメンテナンスの楽な布団のサブスク『 RAKUTON 』がおすすめですよ。
オン・オフの切り替え用に、ソファやリクライニングチェアも買ってあげてくださいね。
収納用品は引っ越してから揃えても間に合いますが、スーツをかけるハンガーラックくらいは、最初に揃えておくとよいでしょう。
必要なものが分かったところで、入手方法を検討します。
期間が決まっている単身赴任の場合は、新品で買う以外にも、レンタルやサブスクサービスを利用したり、リサイクル品を探したりする方法もあります。
予算や赴任期間に合わせて、一番お得な方法を探してみてください。
必要なもの②衣類
衣類や小物類は、手持ちのものを持って行けば当面の用は足ります。
しかし仕事が忙しく、なかなか買い物に行けないケースも考えられるので、引っ越し前に多めに買っておくと安心です。
パジャマ・靴下・肌着・タオルなどは、新品を買って、持たせてあげるとよいでしょう。
ワイシャツは形状記憶タイプに、靴も合皮にするとお手入れが楽です。
また引っ越し荷物が予定通りに届かなかったり、荷解きする時間がなかったりすると、引っ越し後に着る服に困ってしまいます。
スーツや普段着を2日分ほどバッグに入れて、本人が持って行くようにしましょう。
必要なもの③お風呂・洗面アイテム類
シャンプーや石けん、歯磨き粉のような日用雑貨は、慣れていないと買い忘れてしまうもの。
余っても持ち帰ればよいので、こちらも多めに買っておくことをおすすめします。
お風呂の椅子・洗面器・ドライヤー・ブラシも忘れずに用意しましょう。
また衣類と同じく、2~3日分の洗面道具は当日持って行くと安心です。
電動歯ブラシや髭剃りのヘッドなど、交換が必要なものは、定期的に届けてくれるサブスクサービスもありますよ。
必要なもの④キッチン用品
キッチン用品は、最低でも次のものを揃えておきましょう。
- お湯を沸かす道具
- マグカップ、グラス
- 食器、カトラリー一式
- 包丁、まな板
- ザル、ボウル
- 鍋、フライパン
- お玉やターナー、菜箸
- 基本の調味料
- 食器用洗剤、スポンジ
暮らしに慣れてきたら、簡単なおつまみを作りたくなるかもしれません。
あなたが行って料理を作ることもあるので、調理道具一式は必須ですよ。
夫の単身赴任を口実に、電気ケトルやおいしく焼けるオーブントースター、自動調理鍋などの便利家電を試してみてもよいですね。
必要なもの⑤その他生活用品
上記以外で必要なものとして、ティッシュ、トイレットペーパー、洗濯・掃除用品、各種洗剤、文房具類、延長コード、工具などがあげられます。
季節によっては扇風機や加湿器、布団乾燥機などが欲しくなるかもしれません。
雑貨類はコンビニでも買えますし、家電はレンタルやサブスクを利用すれば、お得に使えるケースもあります。
余裕があれば、買い揃える程度でよいでしょう。
必要なもの⑥車などの通勤手段
赴任先の交通事情がよくない場合、車を持ちたい人も多いのではないでしょうか。
家の車を夫しか運転しないなら、そのまま乗って行ってもらえば済みますが、あなたも運転したいなら夫用の車を用意する必要があります。
車自体は安く買えても、維持費はバカにならないので、サブスクやレンタカーの利用を検討してもよいでしょう。
夫の単身赴任生活が便利になるサブスクサービスを紹介
おすすめのサブスクサービス | |
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家具のサブスク | CLAS |
自宅にいてクリーニング | Lenet(リネット) |
布団のサブスク | RAKUTON(ラクトン) |
家電のサブスク | レンティオ |
ワイシャツ借り放題 | ワイクリン |
カミソリの定期便 | ガレイドシェービング |
電動歯ブラシのサブスク | ガレイドデンタルメンバー |
車のサブスク | KINTO |
車のリース | 定額カルモくん |
サブスクどハマリ中の私が、夫の単身赴任生活が便利になるサブスクサービスをまとめてみました。
それぞれの内容を確認して、必要なサービスがあれば1度試してみてはいかがでしょうか?
別で暮らしていると心配なことが多々ありますが、サブスクを利用すれば、夫の負担も少なくなり心配事も減りますよ。
また、サブスクは定額制なので、月々の支払いも管理もでき安心です。
夫の単身赴任の準備することと必要なもの【まとめ】
夫が単身赴任する際の事前の準備することと必要なものを紹介しました。
単身赴任の準備は、思っている以上に労力がかかります。
なるべくスムーズに安心して生活が始められるように、単身赴任が決まったらすぐに準備に取り掛かりましょう。
さらに、サブスクを利用すれば便利で過ごしやすい単身赴任生活になりますよ。
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